■２月１５日（火）　『憧れと絆』


昨夜、『娘。ドキュメント』観ました。

娘。内で行ったアンケートを見て新リーダー矢口さんは言いました。



「五期六期はそうだなぁ〜・・・みんな同じような意見を書いてる気がする」



そんなもん当り前だ。

だから君たち先輩が何とかするんだろ？


これは２０００年〜０２年頃の話だ。
かつて娘。内でガチンコの話し合いが行われてた時、まともに意見がいえない年下チームのフォローをごっちんがしていたと言う。
だいたい「ダメ出しをしろ」なんていわれて当時中学生のメンバーが先輩たちに対してまともに意見を言う事なんてありえるわけがない。実際意見を求められても当時の辻、加護なんかは訳のわからない事を言ってしまったそうだ。
しかしそこでごっちんが「きっとこの子は〜でこういうことが言いたいんじゃないかな〜？」などと常にフォローしていたらしい。



去年に出たＷのエッセイで加護ちゃんはごっちんの事を『一番の親友だ』と言っていた。先輩ではなく親友なのだと。
四期が入った時、新メンバーそれぞれに教育係が付いたのをご存知だろうか？加護ちゃんにはごっちんが付いた。加入当時なかなか思うようにダンスを習得できない加護ちゃんに、ごっちんがつきっきりでダンスを教えたんだそうだ。
エッセイより、加護ちゃんの文の一部をそのまま引用する。



教えてくれるときね、ごっちん、絶対あいぼんの耳元でコソコソっと教えてくてるんです。例えばみんなでいるとき、あいぼんの耳元で「努力すると絶対いいことある」って言ったり。それ、なんかすっごい伝わってくるんですよ。全身に入って伝わってくる。だからごっちんは教育係でもあったし、娘。でもイチバン仲良かった。親友ですね。



何故加護ちゃんがごっちんを親友と呼んだのか？

それが解らない限り娘。はダメだ。


今娘。に必要なのは『エース』ではなく、先輩でもあり、ライバルでもあり、憧れでもあり、そういう先輩後輩を超えた絆を『親友です』と呼べるメンバーなのだと思う。



果たして今の娘。そんなヤツがいるだろうか？

いや居ない。

ごっちん以外に居たとするならなっち（とりあえず去年の一連の事件は置いといて・・・）だろうと思う。
ごっちん、なっちに共通して言えることは、『メンバーから憧れられていた』という事だ。

それは単に先輩としてや、芸能人として憧れられていたのではなく『人間』として憧れられていたんだと思う。だから、その意思が後輩達の背中を押し、支えになってグループとして輝いて見えたのだ。
そういう特定のメンバーがグループ全体を動かすってのは凄いことだし。だからこそ名実共に『エース』と呼ばれたのだと思う。






さあ矢口さん。あなたはいままでそういうことをしてきたのでしょうか？

後輩達に憧れられてるのかい？

単なる年上の人で終ってないかい？



今度番組で五期、六期と矢口さんが座談会するらしい。

正直「今更なのかよ」と思うし、それは今までいかに矢口さんが五期、六期と腹を割って話してないかという証拠だし、もともと精神的な繋がりなんて無いってことだ。



はっきし言って上手く行く気がしないと僕は思っている。

それをやる前に矢口さん自体がリーダーとしての器じゃないし、誰かに何かを説く器じゃない。
テレビを見ていてもまるで『自分の事だけで手一杯』にしか見えない。


完全に見失ってるよ。




春には石川さんも卒業しちゃうし・・・。



娘。を好きでいたいと思うし、その未来も大切だけど、今はただただロッキーズの行く末が心配な僕なのでありました・・・。

まー何をどうあがいても所詮六期ヲタですからねぇ。